血糖値と中性脂肪を下げる二刀流サプリメントをご紹介

中性脂肪のためのサプリメント

中性脂肪が高い方の中には、血糖値も高い方もおられます。それぞれ別のサプリメントで対策をしても良いのですが、同時に下げられるサプリメントがあったら嬉しいですよね。

そんなにおいしい話はない・・・かと思いきや、ありました!血糖値と中性脂肪を両方下げる成分です。それは食物繊維です。食物繊維は余分な脂質や糖質を排出する働きがあるからです。

食物繊維で血糖値と中性脂肪が下がる理由をより詳しくまとめています。

水溶性食物繊維が余分な糖質を排出する

先ほども書いたように、水溶性食物繊維には余分な糖質を排出する働きがあります。

食物繊維には、便秘の予防・解消や腸内の善玉菌の増殖、食べものの中の有害物質を体外へ排出するなどの働きがありますが、腸内で余分な脂質や糖質などをとり込み、便として排出する作用もあります。栗原毅著「専門医が教えてくれる!3週間で無理なくコレステロールと中性脂肪を下げる!200%の裏ワザ実践編」(株式会社日東書院本社)

吸収される糖質が減れば、血糖値は上がりにくくなります。ですから、食物繊維を摂ることで血糖値を下げる効果を期待できます。

余った糖質が高中性脂肪状態を作り出す

では、食物繊維が中性脂肪に関係するのはなぜでしょうか?それは中性脂肪が高い原因の一つは糖質の過剰な摂取だからです。

糖質を摂取すると、腸で消化・吸収されます。すると血糖値が上がります。血中の糖はエネルギーとして使われますが、余分な糖は肝臓に運ばれて中性脂肪へと変えられます。

中性脂肪も体を動かすエネルギーとして使われますが、糖質をたくさん摂ると中性脂肪もたくさん作られます。使われずに余った中性脂肪が肝臓に溜まると脂肪肝になり、血液中に増えると脂質異常症(高中性脂肪)になります。

このように、糖質を摂り過ぎると血中の中性脂肪が増えることがわかります。さらに、高血糖も高中性脂肪も原因は同じであることもわかります。

血糖値と中性脂肪を上げない方法

糖質の量と吸収速度に注意

では血糖値を上げないためにはどうしたら良いのでしょうか?それは糖質を摂り過ぎないことと、糖質をゆっくり吸収できるようにすることです。糖質の量に気をつけたとしても一気に吸収されてしまうと、血糖値が急激に上がってしまうからです。

血糖値の急上昇を防ぐ食事

白米よりも玄米、小麦粉の食パンよりも全粒粉パンの方が体にいいと言われることがあります。玄米や全粒粉パンは食物繊維が豊富なので、消化に時間がかかります。すると、糖の吸収にも時間がかかり、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

バランスの良い食事をすることは血糖値の上昇を防ぐ良い方法です。炭水化物の摂り過ぎを避けることができます。また、様々な栄養素を摂るので糖質だけ一気に吸収することを防ぐことができます。

中性脂肪を下げるためにはあぶらを避ける必要があると勘違いする方もいらっしゃいますが、これは逆効果です。あぶらは消化を遅くするからです。

手軽に食べられる炭水化物ばかりの食事をやめてバランスの取れた食事をするなら、糖質の量を減らし、吸収速度を遅らせることができます。それにより、血糖値の上昇や中性脂肪値の上昇を防ぐことができます。

サプリメントで食事のバランス不足を補う

とはいえ、忙しい日々の中で毎食バランスの取れた食事をするというのは非常に困難です。そのような場合はサプリメントで食物繊維を補うのも一つの手です。余分な糖質を排出する働きがあるからです。

食物繊維のサプリメントでよく使われるのは難消化性デキストリンという水溶性食物繊維です。難消化性デキストリンやその他の食物繊維のサプリメントは数多く販売されていますので、探してみてください。

もう一つ、高血糖と高中性脂肪でお悩みの方におすすめなのがDHAとEPAのサプリメントです。DHAとEPAには中性脂肪を下げる効果があるからです。

それだけでなく、DHAとEPAは血糖値が高い人が摂ったほうが良い栄養素です。血糖値が高い人は感染症にかかりやすく、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が免疫を高めるからです。

n-6系の天ぷら油も血糖値の観点からは悪くないですが、血糖値が高い人は、尿路感染などの感染症のリスクがあるため、免疫力を落とさないようにするという点ではn-3系のアブラを摂取する方が良いでしょう。足立香代子著「油はすごい。人気管理栄養士が教える、体を守る油のとり方」(毎日新聞出版)

DHAとEPAを含むサプリメントの選び方はこちらのページで紹介しています。どうぞ参考になさってください。